日本酒図鑑: 2008年5月アーカイブ

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 島根県は酒どころなんだな、というのを実際に行くようになって知った。だから島根と限定して酒買いをするのもなんだか楽しい。それで日本橋は『しまね館』(ここの客の対応はぜんぜんダメだね)で四合瓶を1本買いもとめてきた。今回は銘柄ではなく、1500円前後と決めての買い物だ。
 たぶん、ボクの好みからするとこの旭日と言う酒の「戊子」という訳のわからん、変な文字を嫌って普通は買わなかったかも知れない。ボクは単純な酒飲みなので「カッコつけるんじゃない」というタイプの人間である。

 さて酒に変な謂われはいらない、と思っているので、とっととキャップを開けて、どんどん飲む。
 困ったことにこの酒はどんどん飲める。
 山田錦100パーセントで精米度55パーセント、日本酒度プラス6だから、どんどんいけないワケがない。
 ただ、この酒がただものではないと思うのが吟醸香が抑えめで、極めて自然な辛口の酒であることだ。
 これは間違いなく『旭日酒造』自体が優れた酒蔵である証拠だ。
 困った困ったといいながら四合瓶はあっという間になくなってしまった。

 また買いたいというほどにボク好みだ。

旭日酒造
http://www.jujiasahi.co.jp/

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