酒米に美山錦を使用、しかも精米度が麹で55パーセント、掛け米で60パーセントという純米酒である。ワンカップというと200円前後の製品が多いのだが、これは300円である。最近、このようにランク上位の酒をワンカップにする醸造元が多いのだが、これはとてもよい戦略である。後、2〜3年もすると日本酒はワンカップでまず味見して、それから一升瓶を買うというのが主流になるものと思う。また居酒屋でもワンカップで酒のラインナップをするというのは絶対に面白い。絵柄の面白さか、はたまた味で選ぶか、なんだかこれだけでオジサンも若い衆もドキドキ楽しいだろうな。
さて、秋田の酒、「天の戸 純米酒」であるが、とても秋田とは思えない淡麗な味わい。飲んだときには一時物足りなく感じるほどだが後に続く辛さと旨味が調和して舌に来る。これはいい酒である。また見つけたらぜひ他の製品も試してみたいと思った次第也。
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愛知県「尊皇」特別純米酒「焚火」
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