神戸市御影といったら名だたる灘五郷、まさに酒どころのなかの酒どころ。でも近年の評判はそれほどよろしくない。それは大手となって樽買いに酒蔵そっくり買いの、どこで作っているのかわからない酒を、それこそ資本力に物言わせ、ブレンドし、まぜこぜ味わいを作りに作って売り払う、そんな「会社」が目立つからだ。しかも日本全国工業製品のようにどこでも売っている酒というイメージがある。
そんななかにあって、この神戸酒心館は酒好適米を宮水で仕込んだ昔ながらの灘の生一本を作っているようである。
そして味わいもすっきり辛口ピンである。飲みやすい、酒飲み好みの味わいもあるし喉越しもよいもの。224円という値段と共にワンカップではベストに近いな。
またボクにとって神戸と言えばこのオレンジジュースのような色合いが「まさに」思い浮かぶ。どうしてなんだろう。この色を見ると神戸に来たと思うのだ。絵柄にもセンスがあるし、このカップいい。
ワンカップコレクター太郎の評価/鶏がいるだろ、嫌いなんだよヒモがついてるし。船だけにして欲しいよな。色もちょっとださいよ。文字は好きだけど
●有楽町、「むらからまちから館」で
神戸酒心館 〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17 TEL.078-821-2911
http://www.shushinkan.co.jp/index.html
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http://www.zukan-bouz.com/
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