これは千葉の海人つづきさんが山口からのお土産に買ってきてくれたもの。これがワンカップなのか、どうか悩むところだが、ワンカップコレクター太郎が「ボクこれ大好きだよ父ちゃん」と喜んでいるので“ワンカップ陶器科”に属するということにする。
実を言うとワンカップになっている「フグのひれ酒」でうまいものに出合ったことがない。皆、熱燗にしてもどこか生臭い。そんなところにまさに本場下関で作られたものが到来して、期待感が膨らむのは当然だろう。そしてその期待感を裏切らぬ味わいであった。
酒自体が燗をしてやや辛口なのがいい。そしてトラフグのヒレの風味もそれなりに感じられるし。もちろん、自宅で焦げ目をしっかりつけたフグヒレに超熱燗を注いだ方がいいに決まっている。それでもお手軽にというなら、これで充分なのだ。
ワンカップコレクター太郎の評価/朝のお茶はこれで飲むからね。誰も使っちゃだめだぞ。父ちゃん、そろそろ茶饅頭も欲しいぞ
下関酒造
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