特別純米酒「金陵 楠神」720ミリリットル1365円

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 徳島の郷里などで「金陵」の看板はよく見かけている。でもそれが日本酒であることはわかっても、どこからくるのかわからない。きっと兵庫県灘とか、都会からくるもんだと思っていた。それが一山超えた金比羅さんから来ていたとは、バカなことに五十路になるまで知らなかった。自慢ではないが、日本全国、飲んだ銘柄は数知れず。なにしろ酒蔵を見つけたら「絶対に買う」という地酒フリークなのに、この迂闊さには驚くべき。
 と言うことで金比羅さんの参道で立派な金陵の蔵を見学して、観光客のノリで一本だけ買い求めてきた。当然の如く吟醸酒は避けて純米酒にした。
「楠神」という言語の由来は酒蔵のサイトで見てもらうことにして、まずは一献。この一口がうまいのだ。明らかに辛口の酒でありながら、旨味があるので、その旨味とともに辛みが長続きする。だれない。漢字だけで知る「金陵」とはこれほどうまい酒であったのか、と驚きを感じる。ただし特別純米酒というある程度高価な酒での話ではあるが。次回、もう一度帰郷の折には「本醸造」を飲んでみたいと楽しみが増えた思いだ。

西野金陵株式会社 香川県仲多度郡琴平町623番地
http://www.nishino-kinryo.co.jp/


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このページは、管理人が2007年9月 3日 08:13に書いたブログ記事です。

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