まずまったく関係ない話から始めるのだが、鹿野酒造の住所が面白い。町名の下の「イの六」とはいったいなんなのだろう。区画に「イロハ」があるということだろうか? 不思議なものでこれだけで加賀市の街角を歩いてみたくなる。
さて最近酒をワンカップコレクターのために買うわけで、その決め手は明らかに「絵柄」であるが、今のところ我が国におけるワンカップの地位は低く、ほとんどが標準以下の味わいである。そんなとき絵柄のよさで選んだ「常きげん 上撰」。「絵柄がよく、味がいい」のに希に希に出くわすと余計にうれしいものだが、これもそうだ。
適度に辛口、旨味も充分備わっている、そして適度に荒れたところがあって、まさに理想的な味わいである。230円の本醸造だが、これだけいいものを作っているなら鹿野酒造は間違いのない酒蔵だろう。
また能登杜氏が造っている酒であるという。このバランスからすると純米酒にはもっと期待が持てそうではないか。
●ワンカップコレクター太郎の評価/教科書にのっていた絵だよね。ぼく勉強しているぞ。(関係ない話で失礼)
180ミリリットル 230円
鹿野酒造
http://www.success21.com/jyokigen/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
青森県弘前市玉田酒造「うまくち 玉川」りんごカップ 後の記事 »
熊本県「香露」特選本醸造2300円
コメントする